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高校一年生が、数学に取り組むべき理由【文系を選んでも数学は重要】

こんにちは、クロヤです。

今回は、高校一年生が数学に取り組むべき理由について解説していきたいと思います。

高校一年生、その中でも特に文系に進むことを決めている方の中には、数学の勉強をあきらめ、放棄してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、高校一年生の段階で数学の勉強を止めてしまうのは、非常にもったいないです。

高校一年生から数学に取り組むことは、学生生活において様々なメリットがあります。

この記事を読んで、数学に取り組むことの重要性とメリットについて理解し、活用していただけると嬉しいです。

目次

~大学入試で役立つ~

数学が得意であることは、大学入試において大きなメリットとして働きます。

まず、数学が得意だと、志望校に国公立を含めることが出来ます。

国公立を受験する際には、基本的に数学を避けることは出来ません

もちろん、中には数学を必須としていない国公立大学もありますが、そのような大学はセンター試験のボーダーが高く、偏差値も高いことが多いです。

そしてこの傾向は、センター試験が共通テストに移行してからも続くでしょう。

しかし、数学を必須としている国公立大学は、数学を必須としない大学に比べ、全体的に偏差値が低いです。

それは何も国公立大学同士に限ったことではなく、数学が必須な国公立大学と数学を必須としない私立大学を比べても、やはり多くの場合、国公立大学の方が偏差値が低くなります。

国公立大学の偏差値が低い理由には、科目数が多いことも一つの要因として存在します。

ですがいずれにせよ、たくさんの科目に取り組むことが苦ではなく、なおかつ数学が得意なのであれば、国公立大学を受験するという選択肢は、文系の受験生にとって大きなメリットになるでしょう。

また、私立大学を受験する際にも、数学を利用することには様々なメリットがあります。

例えば私立大学には、社会と数学が同程度出来るのであれば、数学を利用して受けたほうが、得点換算時に有利になる大学が存在します

いくら数学受験をするような人でも、やはり文系ですから、数学が得意な人はそんなに多いわけではありません。平均点も、社会と比べると低い場合が多いです。

しかし、社会科目の場合は状況が違います。社会科目は向き不向きがあまり出ないため、ほとんどすべての人が高得点を取ってきます。

なので、社会科目の場合は平均点が必然的に高くなり、多少得意なだけでは他の受験生と差がつかず、点数が標準化された際に点数が減ってしまう場合があります。

一方、数学の場合は、社会科目に比べて差が付きやすいため、点数が標準化された際には加点される場合が多いです。

私立大学の一般入試で、社会科目を選択せずに数学受験をする方が一定数いらっしゃるのはこのためだと考えられます。

このほかにも、センター利用の際に数学を含めた4科目型で出願するとボーダーが下がったり、数学受験者の募集定員が、社会受験者の募集定員よりも多く設定されている私立大学が存在する等、数学が得意だと様々なメリットを享受することが出来ます。

数学は、習得するのに時間がかかる科目です。

そのため、数学を受験に利用するとなると、高校一年生からの早めの対策が必要となります。

実際に受験に利用するかはともかくとして、将来の選択肢を広げるという面では、高校一年生から数学に取り組むことは大変有意義であると言えるでしょう。

~自分が本当に数学が苦手なのかを知れる~

この記事をお読みになっている高校一年生の方の多くは、数学に対して苦手意識を持っているのではないかと思います。

しかし、皆さんは本当に数学が苦手なのでしょうか?

私の体感なのですが、高校一年生の時点で数学を苦手に感じている方の多くが、必要な演習量の多さにうんざりしていたり、「数学を解くのには想像力が必要だ」等の偏見を持っていたりして、数学が出来るかどうかが関係ないところで数学を苦手だと感じてしまっているようです。

確かに数学の習得には多くの演習量が必要ですし、想像力を要する問題がないわけではありません。

しかし、数学は、最初に少量のインプットを行えば、後はひたすらアウトプットを行うだけですし、想像力を要する問題はそんなに多くはありません

前章で紹介した通り、数学が得意だと、進路において様々なメリットがあります。

そして、数学が得意であるかを確認する余裕があるのは、高校一年生の間だけです。

チャンスを取りこぼさないためにも、せめて高校一年生の間は数学に取り組んでもらえたらと私は思います。

~クラス内で一目置かれる~

数学が得意になると、クラス内で一目置かれる存在になれます。

高校生は、誰しも数学に頭を悩まされます。

数学は習得するのが大変ですし、多少なりとも向き不向きが関係する科目だからです。

数学は、誰でも等しく出来るような科目ではありません。

そのため、数学が出来ると、頭が良い人だと思われ、クラスの人間から一目置かれるようになるのです。

クラスの人間から一目置かれることは、皆さんの学生生活にとって大きなメリットになります。

ここで言うメリットには様々なものがありますが、その中の一つは、クラス内で自習がしやすくなることです。

高校という環境は、案外自習がしづらい環境です。

何故なら、高校では多くの場合、休み時間も自習を行っている意識が高い人よりも、休み時間どころか授業中すらも真面目に勉強しない人のほうが多数派になるからです。

そしてその中には、休み時間に勉強していると、「なんで勉強してるの?w」みたいにからかってくる人も少なからず存在します。

そのため、休み時間も勉強している方にとっては、クラスという環境は居心地が悪くなりがちです。

しかし、そうやってからかってくる人の多くは、そこまで勉強が出来る人ではありません(もちろん例外はありますが…。)

そしてこのような人は、本当に頭が良い人をからかうことは出来ません。

そのため、頭が良い人だと思われることで、このような人からからかわれることがなくなり、休み時間にストレスなく勉強に取り組めるようになります

大体の人は、数学が出来る=頭が良いという印象を持っています。

そして、高校一年生の内からクラスの人に頭が良いという印象を持たせておけば、高学年になった際にも快適にクラス内で自習することが出来ます。

高校生活においては、休み時間に勉強することも時には必要です。

そしてその必要性は、高学年になるほど高まってきます。

高校一年生の内から数学に取り組むことによって、クラス内に、自分にとって最適な自習環境を構築しましょう!

まとめ

今回は、高校一年生が、数学に取り組むべき理由について解説しました。

数学は、文系にとって取り組むことが大変な科目の一つです。

しかし、高校一年生の段階から数学が出来るようになれば、進路だけでなく、自らの学校生活にもとても良い影響をもたらします。

今回の記事が、皆さんの数学のモチベーションに貢献できれば幸いです。

今回の記事はこれで以上です。

また次の記事でお会いしましょう!

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