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高校一年生の文系が優先すべき科目の順序

こんにちは。クロヤです。

今回は、高校一年生の文系が優先すべき科目の順序について紹介していきたいと思います。

高校では様々な科目を学ぶので、どれから勉強するかとても悩みますよね(笑)

皆さんはきっと様々な基準で科目を選び、勉強しているのではないかと思います。

しかし、科目の優先順位を間違えてしまうと、進路を決める大事な時期に大きな影響が出てしまいます…。

将来の進路を考えると、勉強する科目の順序は大変重要です!

今回の記事を読み、適切な順序で勉強を開始できるようにしましょう!

目次

~高校で学ぶ科目について~

高校では、国語、数学、英語、理科、社会の5教科を学びます。ここまでは中学の時と変わらないと思います。

しかし、高校生になると、これらの教科は科目として細かく分かれていきます。

例えば、国語は現代文、古典、漢文に、数学は数学I・A、II・Bに(理系の方は数学IIIもあります。)、英語はコミュニケーション英語、英語表現に、

理科は生物、物理、化学、地学に、社会は日本史、世界史、倫理・政治経済、現代社会に分かれます。

中学の時と比べ、高校では分野を細分化して学ぶということですね。

そのため、学習する際には、科目に優先順位をつけなければならないですし、大学受験の際には、この中から使う科目を選択しなければなりません。

特に、大学受験では、大学によって使える科目が限られている場合があるので、志望校の情報を確認してから学習に取り組むようにしてください。

文系の方の、科目の優先順位

では、数ある科目を、どのような優先順位で取り組めば良いのでしょうか。

文系の方、特に高校一年生の方は、英語国語(古典、漢文)数学社会理科の順番で取り組むことをオススメします。

次の章から、各科目ごとの優先順位の理由をお伝えしていきます。

第一位:英語の理由

英語は文系、理系を問わず、大変重要な科目です。

英語という科目は大学受験においてもそうですし、学校の定期テストにおいても避けては通れません。

特に大学入試においては、英語は他の科目に比べ、配点が高い場合が多いです。

そのため、英語は、進路に大きく関わる科目であると言えます。

また、英語に最優先で取り組むべき理由は、これ以外にも英語という科目の特性が挙げられます。

英語は、日本語と同じく言語です。

そして、言語の特質上、これらの暗記や定着には膨大な時間がかかります。

言語の習得には、慣れが必要です。

私たちが幼少期から長い時間をかけて日本語を学んでいったのと同じように、英語の習得にも多くの時間をかける必要があるのです。

さらに、英語は単語や文法の知識がなければ、問題を解くことが出来ません。

単語や文法の知識を問うような知識問題は、学校の定期テストだけでなく、大学の入試問題においても頻出事項です。

そしてその知識問題では、聞かれた知識を覚えているかどうかが、その問題を得点できるかどうかの基準になります。

そのため、当然のことですが、単語や文法の知識が定着していなければ、そのような知識問題を解くことは出来ません。

また、長文を読解する際にも、単語や文法の知識は必要となります。

中学までの長文読解問題では、文章中の注釈の数も多かったため、単語や文法の知識がなくても何とかなったという方も多いのではないでしょうか?

しかし、高校で解くような長文読解問題では、中学の時の長文読解問題と比べ、文章中の注釈の数が圧倒的に少ないです。

それ故、覚えている知識量によって文章の理解度に差が生じやすいため、長文読解問題においても知識問題と同じように、どれだけ単語や文法の知識を覚えているかが得点の分かれ目になります。

長文読解問題は配点が高いことが多いため、高得点を狙う上でとても重要な問題です。

そして学年が上がるにつれて、長文読解問題に取り組む機会はどんどん増えていきます。

しかし、その際に単語や文法が定着していなければ、文章の内容を理解することが出来ず、悲惨な目に遭ってしまいます…。

ですが、高校一年生の段階から単語や文法の習得に取り組んでいれば、学年が上がった際に、長文読解にスムーズに取り掛かることが出来るだけでなく、早くから英語長文に取り掛かり、慣れることも可能になるため、周りの学生よりも大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

英語は、高校で習う5教科の中で最も優先度が高く、重要な科目です。

何から勉強するか悩んでいる方は、まずは英語から取り組んでみてください!

第二位:国語(古典、漢文)の理由

国語は、文系の印象が強い科目ですよね。個人的には、国語は、文系を象徴するような科目であるように感じています(笑)

国語については、高校一年生では、古典、漢文の知識を定着させてください。一年生の段階では、現代文の優先度は低いです。

現代文の優先度が低い理由は、覚える知識が少ない上に、早い段階で取り組むことによって、かえって将来に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。

そもそも、現代文で取り扱われる文章は、大抵の方にとっては母国語です。

なので、現代文を解く上では、新しい知識は、あまり必要ありません。

それに、高校一年生の段階では、現代文の正しい解き方を学ぶ機会は少ないと思います。

もし、正しい解き方を学ぶ前に現代文を解いてしまうと、解き方に悪い癖がついてしまい、学年が上がった際に苦労することになりかねません。

現代文は、正しい解き方を学んだ後で取り組むことを強くオススメします。

しかし、古典と漢文は、早めに知識を定着させる必要があります

古典と漢文は、日本語とは異なる言語だと思ったほうが良いです。現在も使われている言葉であっても、意味が違う単語が多くあります。

また、古典、漢文は英語と同じく、事前に単語や文法を覚えておかないと解けない問題がほとんどです。

なので、高校一年生の段階でどれほど知識を定着できたかで、その後の問題演習の質が変わってきます。

英語ほどは優先順位は高くありませんが、時間のある内に取り組んでおいたほうがいいでしょう。

第三位:数学の理由

「えっ、社会よりも優先順位が高いの!?」と思われた方も多いと思います。

実は、高校一年生の内に数学に取り組むことは、将来にすごくプラスに働きます

まず、自分に本当に数学の適性がないのかが試せます。

恐らくですが、文系に進もうと考えている方のほとんどが、数学を苦手だと感じているのではないでしょうか。

しかし、少し考えてみてください。

自分は数学が苦手だと本当に言い切れますか?

数学を苦手に感じている方の中には、何となく数字が嫌だとか、計算するのが面倒だとかで、自分は数学が苦手だと決めつけてしまっている方が意外と多くいらっしゃいます。

ですが、そのような理由で数学を苦手にしてしまうことは、本当にもったいないことです。

数学が出来ると、定期テストの順位が上がるだけでなく、大学受験においても大きなプラスになります。

例えば、多くの場合数学が課される国公立入試では、全体的に私立よりも偏差値が低いです(科目数が多いので、その分負担がかかりますが…)。

また、私立大学においても、数学受験者のほうが募集定員が多い大学が存在したり、数学を使うと得点換算時に有利になりやすかったりする等、受験に数学を利用すると、様々なメリットがあります。

もちろん、数学の得意不得意で、これらはデメリットになってしまう可能性もありますが、もし数学が出来るのであれば、これらの利点を利用しない手はないでしょう。

もし、数学を放棄してしまったならば、これらのメリットは絶対に手にできません。

学年が上がるにつれ、数学に取り組むかどうかを決める時間は無くなってきます。

時間のある高校一年生の間ぐらいは、文系だからと言って割り切らず、数学に取り組んでみましょう!

第四位:社会の理由

社会は、高校一年生の間は比較的優先順位が低い科目になります。

理由はすごく単純で、今覚えても、学年が上がる頃には忘れてしまうからです。

社会の科目は単純暗記の物が多く、知識をアウトプットする機会もそれほど多くありません。

覚えた知識はアウトプットしなければ忘れてしまいますし、例えアウトプットしたとしても、忘れるときは忘れます。

高校一年生の内から社会科目に力を入れすぎてしまうと、その分かなりの時間をアウトプットに費やさなければならなくなるため、他の科目の学習時間を削らなければならなくなります。

社会科目は詰め込んでやったほうが良いものが多く、そのほうが学習効率も高いです。

なので、高校一年生の内は授業での学習にとどめ、自習時間は他の科目に当てましょう

第五位:理科の理由

理科は、優先順位が最も低いです。

国公立を受験する方以外はまず使いませんし、高校一年生の時点で国公立を受験するか私立専願で行くかを決め込む必要はありません。

おそらく国公立を受験する場合でも、取り組むのは高校三年生になってからで良いのではないでしょうか。

なので、高校一年生の内は、理科にはあまり気を配らなくても良いと思います。

ただ、もちろん推薦入試を受験する方にとっては必要な科目になるので、学校の定期テストはおろそかにしないでくださいね。

まとめ:正しい順序で、計画的に学習を進めよう!

今回は、高校一年生の文系が優先すべき科目の順序についてお話ししました。

高校では、勉強内容が専門性を帯びてくるため、内容がとても難しいです。

そのため、正しい順番で、効率よく学習することが非常に重要になってきます。

高校の学習は、自分の進路に直結します。

なので、是非今回の記事を参考にしながら、自分に合った勉強計画を立ててみてくださいね!

今回の記事はここで終わりです。

また次の記事でお会いしましょう!

参考書の選び方についてはコチラ↓

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